一人になりたくて…(卒婚という選択)

60代女性の一人暮らし。本が好き。

ワクチン接種二回目

 「副反応が出るってことは若いってことでしょ」という笑い話が出たりしていた。習い事では少し年長の人たちが多いので「何ともなかったよ」の最年長者のひとことで何だか静かになった。

 テレビをつけると「副反応に備えて予めやっておくといい事」などが言われる。高熱が出た場合とか…。一人暮らしの人は云々という話もあって神妙に聞いた。すぐに食べられるものや飲み物の用意という話もあり、前日には普段買いもしないフルーツゼリーなんかをついカゴに入れてしまう。熱があるときに食べたいのはわたしの場合はカステラみたいなやつ。甘食も好き、と棚の前でしばし考えていた時、無印で買った甘夏のバウムクーヘンがあるのを思い出し、よく思い出したと自分をほめて帰宅した。

 前回は早く行き過ぎて外で立って待っているのが辛かったので、今回はゆっくりと歩いて行ったが、なんと今回は病院内に椅子がありそこで待つようになっていた。それでも4番目。開始から長く待つのも嫌だからこれでちょうど良い。医師の問診で「一回目はどうでしたか?」と聞かれたので「すっごくメマイがひどくなりました。でもこの季節のせいかもしれないので・・・・。」と話した。すると「待機時間を30分にしますか?」とのこと。いえいえすぐに帰りたいので大丈夫です。

 という訳で15分待機して緑道を歩いて6分で帰宅。頑張ったごほうびに大好きな桃を食べる。本を読んだりスマホを見たりパソコンでゲームしたりしたいけど、それらはすべて目を使い、目が疲れると必ず肩こり、頭痛、メマイへといくのでなるべく大人しくしている。スマホに入っている音楽「羊毛とお花」を聞いていると気分が落ち着く。

 前回のようにひどいメマイにはならなかった。でも用心のためペットボトルと鎮痛剤を枕元に置いて寝た。夜中、腕が痛くて寝返りが打てずそのたびに目が覚める。でも朝になり発熱はないみたいとわかりホッとした。痛い腕に冷えピタを貼る。ちょっと頭痛がするなーという程度。迷ったけれど昼頃ロキソニンを飲んだ。やれやれこれで無事にワクチン接種完了。夫は倦怠感がひどかったそうだ。二人とも終わって、今月末には夫が迎えに来る。8月はたぶん丘の上の家で過ごす。