一人になりたくて…(卒婚という選択)

60代女性の一人暮らし。本が好き。

出会うひと

今週はまた暑い日が続くようだ。

窓から見える木々の緑はときおり良い風を送ってくれるからクーラーはつけないことが多い。でもやはり暑い。迷ってからやはりクーラーちょっといれる。

ここよりも街におりるともっと、すごく暑い。この時期、道路も渋滞していて観光地であることを実感する。

 

ヒマなので日に数本だけあるバスで街まで行くことがある。

駅まで行き待合室の端っこのカウンターでホームを見下ろしたりするのが好きだ。

「今度の電車は特急東京行き」というアナウンスが流れると胸の奥でことんと音がする。帰りたい気もする。一人暮らしのあの部屋をとても懐かしく思い出す。

もう帰りの切符は買ってある。えきねっとで購入した。

今月下旬。夫はカレンダーに印をつけ、その日は駅まで車で送ってくれるから仕事も休みにしてある。

 

先日の夕方、坂道をおりたりのぼったりして散歩をしていたら、同じように散歩しているらしい女性に出会った。あまり人に会うことがないので、なんとなく話しかけちょっと立ち話をした。

夫がこちらにずっと住んでいて彼女は仕事をやめてから引っ越してきて3ヶ月とのこと。こどもや孫の話になり、わたしには結婚していない子供もいるし、孫もいないのと言ったら「だってまだお若いでしょ?」と、よくあるリアクションが返ってきた。

いえいえ、きっと変わらないと思いますよ、と年齢を言ったらわたしのほうが一つ年上だった。

「お友だちができてよかった」と笑顔で挨拶して別れた。

なんとなく気が合いそうな雰囲気だったけど、まだわからない。

 

そういえば昨日のブログに星(スターっていうんだっけ)をつけて頂いたブロガーさんのところにお邪魔してみたら血液型の話が書いてあった。わたしもAB型だけれどその方と同じようにあまり関心がない。当然、占いとやらにも興味がなく・・・、でも友人にはそういう話が好きな人もいる。人それぞれだからそれはそれでいいと思う。度が過ぎなければOK。

今日も夕方、すこし涼しくなってから歩きに行くつもり。

また彼女に会えるかもしれないし、会えないかもしれない。

別荘地内では本当に意外なほど人と出会わない。

だからたまに乗るバスや、時々歩いているひとにはなんとなく親しみを感じる。