一人になりたくて…(卒婚という選択)

60代女性の一人暮らし。本が好き。

何のための節約

「ひとりシニア」という言葉に反応する。活字媒体でも、ネットやテレビでも・・・。

今の暮らしとこれからの生き方をいつも考えているからだと思う。高齢化社会、ひとりの高齢者はますます増えていくだろう。

 先日「あさイチ」をみていたらまさに「ひとりシニア」特集だった。これからそうなる予定の女性数人が一人暮らし中の4人を訪ねるという企画だった。前にもテレビでお見かけしたことのある紫苑さんという方が唯一顔出しで出演されていた。(前に夕方のテレビニュース特集で拝見したときと同じ節約生活の紹介だった。その時と全く同じ鶏むね肉やイワシを使ったレシピがでてきた。)

 彼女は月5万円で生活しています、と仰るけれど、わたしはいくら節約してもとてもじゃないけど5万円では暮らしていけない。

大きな違いは家賃の有無だけれどそれにしても違う。スマホで家計簿をつけて収支を毎月眺めている。すごく少ない年金だけでは生きていけないので少ない貯金をため息とともに崩して暮らしている。

 本と旅が大好き。ゲームもちょっと好き。引っ越してくるとき大量に処分したけれど、本はまだまだある。天井までの書棚、買い足した本棚、本だらけの部屋が欲しいと昔願ったことがあり、ここでやや実現した。

 そして今、本は図書館で借りる。場所によって違うので図書カードは三枚持っている。新刊は高くて買えないからすぐに図書館に予約する。借りて返すを毎週くりかえし

テーブルにはいつも数冊の本があって嬉しいけど、本棚(もう入らない)に新入りを足すことは殆どなくなった。ただ、図書館で借りて読んで好きになって、手元においておきたいと思ったときは古書店やアマゾンで探して入手する。

 本は図書館、食費はなるべくおさえる、光熱費もこまめに気にかける、余計なものはなるべく買わない。ポイントも活用する。

それでもわたしは旅をする。日帰りでも遠くでも・・・。それはじぶんに必要なことだと思えるから。そのために日々、節約し、今度はどこ行こう、なに見よう、と旅の空を想像する。たのしい。

 

 昨夜気がついたのだけれど、「記録と記憶」がはてなの編集部が選んだブログに取り上げられていた。 このタイトル、、、「記録と記憶」なんてそういえばどこかの国に国会答弁みたいだ。それも情けない言い訳みたいな・・・。

 

 いずれにしても、二ヶ月ぶりに戻ってきて、ゆっくりとまたスイッチをいれたので時々こうしてここで書いていく。大好きな秋は初冬へと歩をすすめている。葉っぱが風に舞うのを見るのが好きだ。