今朝、ぼんやりしていたらスマホが着信した。
わたしは電話があまり好きではない。
話すのも得意じゃないし、自分の声も嫌だった。
声は、歳をとったのでもう諦めている。
でも顔を見ないで話をする事、
携帯電話に神経を集中して同じ姿勢でいる事は、
やはり苦手だから、自分からは滅多に電話しない。
こういう状況で皆がしているリモート何とかいうパソコンとマイクを使うやつは出来る訳がない。
で、朝の電話。
以前の職場でわたしの仕事を引き継いでくれた人からだった。覚えてますか？と言われた。もちろん覚えている。次の仕事場に行ってからも彼女とは電話で何度か話したし２回くらいランチもした。
彼女が仕事に慣れてわたしに聞きたい事もなくなり
わたしもなんやかんやとあって連絡しなくなった。
3年経ったらしい。
とても懐かしく嬉しかった。
どうしているかな〜とお互い時々思っていた。
そういう友達って、けっこういるよね。
そして彼女はわたしの名刺を探して電話してきてくれた。電話が好きじゃないわたしは彼女の携帯を
登録していなかった。職場の番号しか分からない。
わたしより歳上で70歳になったとのこと。
辞めよう辞めようと思いながらまだ同じ所にいる。
スマホを購入したからライン出来るよ、と言う。
さっそく電話を切ったあとラインした。
状況が落ち着いたら会おうね!と約束した。
彼女のテキパキと元気な様子が思い出される。
あの職場はいい思い出がなく、逃げるようにして
辞めてしまったけれど彼女が来てくれて、
本当に良かった。こういう出会い方もある。
