一人になりたくて…(卒婚という選択)

60代女性の一人暮らし。本が好き。

ココア共和国

 ココアを飲みながらぼんやりスマホを眺めていたら「ココア共和国」という詩のサイトを見つけた。詩のサイトを見つけることは珍しくないのだけれど、秋吉久美子さんの名前があって、「おや?」と思った。いがらしみきおさんの名前もある。秋吉さんは同世代だし可愛いしカッコイイ。そういえば多才な人だったと思う。そのサイトの顧問?みたいな感じなのかもしれない。新しい詩のグループでwebや紙媒体で投稿作品を多く掲載している。「秋吉久美子賞」なるものもあるらしい。

 ちょっと興味を持ってアマゾンで11月号を注文し、ついでにツイッターで「ココア共和国」をフォローしておいた。ツイッターはだいぶ前から登録してるけどあまり使っていない。ヒマな時は呟いたり誰かのを読んだりする。

 そして11月号がきたが、いいな、と思う短歌もあったりした。秋吉さんは1頁しかなかった。投稿詩は申し訳ないがささっと読んだ。若い人たちに混じって投稿したり賞に応募したりするのもいいかもしれない。詩作は孤独な作業だから、ふとどこかに発表した時に読者が反応してくれるのは、とても嬉しく何より励みになる。

 でも、、、と立ち止まる。いや、もう投稿したり選考されたり、というのはいいかな、詩はね、もういいのよ、と思う。ミッドナイトプレスという詩誌で「あなたはもう読者投稿欄から巣立ちなさい」と選評者に言われたことがあった。ミッドナイトプレス新人、として扱っていただくことになった。

 だからといって何も事態は変わらず、わたしは東京の端にいる「無名の詩を書く人」のまま。それでもいい、と思ってきた。ごくわずかに読んでくれる人や新作を待っていてくれる人がいる。たまに欲が出て、もうすこし多くの人に詩を届けたい、と思ったりもするけれど。でも、そう思うならもっと声を出さなくちゃいけない。そうか、アピール?「薄紫の冬桜」は完成しました。薄い冊子で200円。送料も200円。ご連絡下さいってツィートすればいいのかも。

 このブログも、詩を載せてるnoteも、ツイッターと連携していない。フェイスブックとも繋ぐつもりはなし。何故なのか。うまく説明できない。うまく説明できない、というのはブログの性質で、わたしの正体かもしれない。