一人になりたくて…(卒婚という選択)

60代女性の一人暮らし。本が好き。

詩人とツイッター

  風が強いから外に行きたくない。昨日は雨も降っていたし、どこにも行かなかった。なんという静かな日々。こういう日々がじぶんに訪れるとは全く想像していなかった。必死だった若いじぶんに「もう少し頑張ればラクになるよ」と教えてあげたい。必死になって自転車をこいでいたあの頃。行く先は全く見えなかった。

 今も年金生活だからべつに生活はラクではないけれど、じぶん一人のペースで細々と暮らしていける。贅沢はもとより身についていないので質素につつましく、そして大切な時間(友人や子供たちと会ったり、旅をしたり)ではじぶんにOKを出す、そういう生活。ヒマなのでスマホやパソコンも眺めている。このブログのプロフも書き加えてみた。ツイッターへ繋げてみた。ほとんど活用していないのでさほど意味も変化もないだろう。先日ここで書いた「ココア共和国」をフォローしてみたら関連してたくさんの「ツイートする詩人たち」に出会った。中に自分をフォローしてくれる詩人もいて、よくわからないまま「フォロー返し」みたいなこともしてみた。そうしたら毎日毎日頻繁に誰かが何かを呟いている。通知設定してないはずなのにスマホを開くと誰かのツイートに遭遇する。

 すごいなーと思う。こんなにせっせと書き込んで、誰かのを読んでいいねして、これで詩作の時間はあるんだろうか?と余計な心配をする。わたしなら気が散る。気が散るだけではなく何かちょっと焦りみたいのもある。若い人たちとは違うのだから自分は自分、と思ってはいるのだけれど「あれ?ほんとにわたしはこのまま暢気にしていていいの?」と思ったりする。いいに違いない。ここからもうどこにもいかないのだから。

 ツイッターというのは情報入手できるから便利だと思っていた。そこに気持ちを投影するのもいいかもしれないし、そういう心境のときもあるだろう。もう少し利用の仕方を調べようと思ったり、まあいいか、と思ったりしている。