一人になりたくて…(卒婚という選択)

60代女性の一人暮らし。本が好き。

もしもスマホをなくしたら

 昨日、帰宅してからちょっとゲームをして、疲れたからすこし寝た。で、20分位で起きて(夕方あまり寝るとよくないので)、ぼーっとしながらスマホを取りに行った。帰宅してリビングにバッグを置いたままだった。あれ?スマホがない。バッグから出したっけ?とテーブルを見る。出した記憶があまりないけど新聞をどかしてみたりする。ない。隣の部屋も見る。ない。すこし焦り始める。

 寝てたベッドに行き充電器を眺め、買い物したマイバッグを逆さにする。ない。焦る。うろうろしてバッグの中身を全部出して、いよいよ焦る。最後にスマホさわった記憶があるのは帰りのバスの中。前日勧誘らしき電話があったけど出なかったのでまたバスの中で着信があるとウルサイのでマナーモードにした。あの時バッグに入れたつもりが落としたのかしら。だとすると、どうすればいい?

 バス会社に電話してみたいけど、電話がない。困った時にはいつでもスマホで検索して対策を考えたけれど、そのスマホがない。

 わたしはこう見えて携帯電話を落としたりなくした事が一度もない。ドジする自分という自覚があるから案外なくさない。夫は何回もなくした。そのたびにわたしが夫の携帯を鳴らして探したり、あると思う場所へ戻ったりして見つけた。

 さて、一人暮らしの悲しさか、鳴らしてくれる人も相談できる人も近くにいない。

さあどうする。もう一度狭い室内をうろうろする。下ばかり見ていた気がしてふと出窓を見たら( ^ω^)・・・「あった❣」あー、良かった!よかったよかった。バッグから出してなんでここに置いたのか覚えてないけど、たぶん何か考え事でもしていたんだろう。

 こわい思いをしたので、さっそくスマホで「スマホをなくしたら」と検索した。パソコンと連携してあるので「デバイスを探す」というアプリを入れておけば良い、ということが分かった。忘れないようにノートに書く。楽天モバイルなのでそれに関連することも(近くの販売店など)も書いておいた。それからバスで行ける所にいる息子の連絡先も書いた。彼は去年スマホを落とした経験からバックアップの必要性を言っていた。

 あとはこのノートを大切にしておけばよい。これからますますトシをとり、ウッカリすることがふえるだろう。「一人で対処するのだ」ということを再認識した一件だった。