ミステリーの系譜
いつもどこかに行こう、と考えている。でも活動的なわけじゃない。できれば何もしたくないし、誰とも関わりたくない。ひっそりとうちにいたい。どこかに所属しているとそれなりに動かなければいけないから、必要と思うことには参加する。
習い事もしてる。ちゃんと楽しい。友だちもいる。ありがたい。でもきっと本質的にはひとりでいたいタイプ。協調性は子供の頃からなかった。家族の中でも何となくひとりだった。
そういうわたしはむかしからバスや列車でどこかへ行くのが好きだった。見知らぬ景色が見たいと思う。海を眺めるのも山裾を歩くのも田園風景を見渡すのも好き。
だからいつもどこかに行こうと考えている。考えているときが楽しい。一人でもいいし娘と行くのもいい。友人と行くときもある。夫が同行する場合は鉄道ではなくクルマとなりそれは楽チンだったりする。
そんなわけで今回はえきねっとでチケットレスで指定席を取り甲府へ。いつかは行きたいと思いながら行けなかった山梨県立文学館に行ってきた。
ミステリーの系譜は詳細な展示で素晴らしかった。
富士山は遠くにかすんでいてハッキリとは見えなかったけれど、美術館もある芸術の森公園は秋の装い。
ランチは美術館で。
「甲州富士桜ポークのカルボナード」煮込んだ豚肉が柔らかくてとっても美味しかった。
今回、本好きでミステリーにも詳しい友人を誘ってみたら喜んで同行してくれた。
いまはまた、今度はどこに行こう、と考えている