一人になりたくて…(卒婚という選択)

60代女性の一人暮らし。本が好き。

家族

試練

引っ越しは完了した。 そして、まさにその当日夜、身内の訃報が届いた。 あまりに突然のことだった。心身がついていけなかった。 昨日で二週間経過した。 「だいじょうぶか?」と家族がみんな心配してくれる。 関わりのあった人たちに知らせなくてはいけない…

どっち?

生きていくことは選択の連続だから、毎日いろんなことを選び取っていく。じぶんで決めるし誰かに相談したりもする。 コロナワクチン五回目の接種券がきたのはもう一ヶ月以上前だったと思う。 またか〜という気持ち。その頃は8波の兆しが微妙だった。で、今…

夏休み

先日、山梨から次女夫婦が泊まりにきた。ここに住むようになってから次女が来るのは初めて。夫はすごく楽しみにしていて寝具セットを見直し買い足し、手製の梅ジュースで歓待した。 夕食も朝食も張り切って作り、多忙な日々だったらしい若夫婦に喜ばれた。 …

海の京都、その2

念願だった伊根の舟屋を見ることができて本当に良かった。 それから丹後半島を海沿いにドライブ。道の駅で「鳴き砂」実演にビックリする。 そして、その道の駅にあったポスターを見て「海辺のブランコ」に行ってみることにする。わたしたちはこうして道の駅…

さよなら5月

ブログ、更新しないまま日数が過ぎていった。 6月になった。5月はなにも書いていない。書いていないけど少しは出来事があった。 連休の頃は山梨から次女がきた。夫婦で上京し、夫は模試を受けるため実家へ。 この二人はとにかく勤勉というかマジメというか…

オオカンザクラ咲いて散る

静岡に来て一週間近く経った。毎日静かに日が過ぎて行く。日帰り手術を終えた夫は元気だけれど外出は禁じられているので、わたしは一人で散歩に出かける。 歩いても歩いても高原の別荘地。どこかへたどり着けるわけではないのでぐるぐる歩いて坂道を降りたり…

展望レストラン

クロームブックを持って静岡に来た。 一週間経ち明日は東京に帰る。 居住地の図書館で予約しておいた本の順番がようやく来そうなのに用事があって都内を離れなければならない、から借りに行けない、という悲しい思いを昨年したので、今回は予め伊東図書館に…

三回目はモデルナで

三回目のワクチン接種券がきたのでネット予約した。前二回ファイザーワクチンを接種した近くの総合病院には空き枠がなく、3月初旬に違う病院でファイザー製を予約した。 でもその夜考えた。夫の通院に付き添うため今月中旬には静岡に行く。眼科の精密検査な…

泥濘の叢

今年ももうすぐ終わる。わたし自身は大きなアクシデントもなく無事に過ぎた一年だった。家族は心配なこともあった。心労、闘病、職場での疲弊。わたしは見守るしかなかったけれど、「必ず言ってね」一人で頑張らないでねというメッセージは伝わっていたと思…

牡蠣のシチュー

今日はこれから次女が来る。仕事を終えて山梨から来て二泊する。新宿に用事があり先週の金曜もそうだった。日曜日の朝までいて帰る。混雑する電車が苦手で倒れたこともある彼女が来るのは嬉しいけれど心配も大きかった。でも、先週は無事に往復したからすこ…

約束

今週のお題「今月の目標」 また旅支度をしている。8月末に夫のいる静岡から帰ってきた。9月はまた「大人の休日倶楽部パス」でひとり旅計画をたてていたが、感染拡大したので諦めていた。でも夫の家を出る時「またすぐ来るよ」と約束したから、約束は守ろう…

キツネとオオカミ

お題「気になる番組」 先月末に東京に戻ってきた。ひとり暮らしの部屋はやっぱり嬉しく、キツネのこんこんに「ただいま」と言った。こんこんは次女の置いていったぬいぐるみである。あの古い家を処分するとき数えきれないものをとにかく捨てた。毎日毎日捨て…

緑の散歩道

お題「ささやかな幸せ」 こちらに来てもうすぐ三週間になる。この頃は毎日雨が降っている。雨が小降りになると窓から空を見上げて外へ行くことにする。 別荘地は山の中にあるので散歩道は平坦ではない。上ったり下りたりを繰り返す。たまにだけれど人に会う…

記憶に残っているあの日

はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」 記憶に残っているあの日はあまりに多い。すごく忘れっぽいけど、忘れられない出来事はたくさんある。あり過ぎる。この年齢まで生きてくれば当たり前かもしれない。「あの日の記憶」はアタマとココロ…

読みたい本があれば・・・。

お題「気分転換」 今回こちらに来て「あれれ⁉」と思ったことの一つは来た翌日に図書館からお知らせメールがきたことだ。わたしは居住地の近くの二か所の図書館に登録していて読みたい本はそこで予約することが多い。多少古くなると古書店やネットでも購入で…

一人でいたいけれど誰かともいたい

はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」 丘の上の家に来ている。ものすごく静かだ。そして涼しい。窓から見える木々の緑。遠くの山。別荘地なので人が少ない。でもこの季節だから各地から訪れる人もいるだろう。夫が先月末、車で迎えに来た。…

ワクチン接種二回目

「副反応が出るってことは若いってことでしょ」という笑い話が出たりしていた。習い事では少し年長の人たちが多いので「何ともなかったよ」の最年長者のひとことで何だか静かになった。 テレビをつけると「副反応に備えて予めやっておくといい事」などが言わ…

雨上がりの空

あれれ、更新しないうちに5月が終わろうとしてるじゃん。5月が終わる⁈ちょっとビックリする。ヒマな日々を過ごしているのにやっぱり時は過ぎ去っていく。 4月は次女の家に行った。ベランダから富士山の見える家。緊急事態宣言が出る前日だった。サーモン…

西瓜

夫も静岡に戻り、いつもの一人暮らしになって一週間経った。満開の桜が風に吹かれて散っていくのを見るのが好きだ。今日もぐるりと遠回りして散歩しつつちょっと買い物。久しぶりに亀に会う。いたいた、うれしいな。(亀・7月29日参照) 保育園の桜が風に舞…

彼岸桜

ちょっとした用事があって静岡に来た。大した用事ではなくすぐに終わりそれから数日は3食昼寝つき時々散歩そして読書。そして今日はひどい雨に閉じ込められている。 夫は料理が楽しいらしくレシピノートまで作っていた。食べさせる相手が私だけではつまらな…

母のさいご

母の命日が近づくと「一緒に行く人募集」を家族5人のグループラインにあげる。 今年は静岡から夫が来て車を出してくれた。 都内在住の長男と長女も参加。山梨の次女だけが都合つかなかった。 母が亡くなって3年が経った。死へ向かう母のもとへ通い続けた夏…

家族って…

昨日は久しぶりに娘と会えて嬉しかった。 こちらは前期高齢者だし娘は障害者手帳一級だからひょこひょこ出歩けない。 二人でケンタを食べながらいろいろ話した。彼女が「あれが出てきたよ、読んで笑った」と言う。 何かと言うと私が作成した家族史である。 …